弁護士コラム

中学軟式の球審2試合

12月13日の土曜日は、中学軟式の練習試合2試合の球審をした。
高校以上のカテゴリは11月が過ぎるとシーズンオフに入ってしまって暇になるので、自主トレのためにさせていただいたというところである。

中学生はまだまだ成長途中ということもあり、色んな意味でプレーが素直でないので、大学や社会人などと比べるとアンパイアリングがとても難しい。また、当然スロットポジションに入るのだが、ファウルボールが身体に当たることが多い。2試合で10球くらい被弾したような気がする。(直近の社会人のオープン戦は2試合で被弾0である。)

正しい規則適用は大事であるが、練習試合なので、選手が何かしら身に付くものがあるような試合進行をしなければならない。四球を選んで出塁する練習がメインではないだろうから、カウントによってストライクゾーンは異なるし、ボール1個分くらいは広めに取る。

2試合目は、正しい規則適用を貫徹すると、ボークを数十個宣告したであろう。というのも、未経験の1年生主体であったので、投手板の使い方が身についていないのである。その都度注意・指導するとよいのであるが、今回の場合どこから指導すればよいか分からず、とにかくゲームを進めることで精一杯だった。

終盤に、地面に近い内野ライナーのキャッチ・ノーキャッチの判定ミスをしてしまったのは痛恨である。野手が捕球した次の瞬間、次のプレーに移るそぶりを全く見せなかったのを見て、ノーキャッチを出したことを激しく後悔した。審判員は、判定する際、目で見たもの以外の情報も活用する。音もそうであるし、選手の細かい動作にも注視する。(ごまかしはすぐにわかりますよ。)

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