弁護士コラム

受任件数(2023年)

2023年も大晦日を迎えた。大学を卒業してからは、月日が経つのが本当に早い。
今年の受任件数を数えてみた。

国選刑事 11件(少年事件も含む。)
私選刑事   2件
交通事故 26件(被害者単位。物損と人損は1つとした。)
民事事件   7件

これ以外に、件数としては数えにくいが、学校関係の仕事(いじめ重大事態の調査委員長を含む。)にも相応時間を割いている。

顕著な特徴として、交通事故の案件が急増した。
保険会社との提携はなく、基本的に被害者側しかやらない。ホームページやポータルサイトからお問い合わせいただくことが多い。元依頼者の方や知人の紹介で来ていただくこともある。
弁護士登録3年が経過したため、来年の4月からLACの名簿に登録できるので、さらに増えると見込まれる。

「交通事故に強いですか?」と聞かれることが多い。苦笑しながら、「強いかどうかは知りませんが、かなり力は入れています。」と返答している。
自分自身、車両の運転を趣味にしており、四輪、バイク、電動キックボード、自転車と、まあ色々乗っている。そこに引き付けて、交通事故は関心分野である。
何をもって「交通事故に強い・専門」といえるかは、一概にはいえない。
効率重視で、流れ作業のような定型処理をするのではなく、1個1個の作業を手堅く丁寧にこなし、被害者の利益を最大化することは、「交通事故に強い・専門」というための最低限の条件ではないかと思う。

日々勉強で、知識をアップデートしていかなければならない。来年は、より高品質な仕事ができるように。

それでは、よいお年を。