民事訴訟の電子申立て1号
5月21日に改正民訴法が施行され、弁護士が訴訟提起する場合には、従前のように紙の訴状の提出が認められず、原則的に民事裁判書類電子提出システム(mints)を利用した電子申立てが義務付けられた。
ちょうどその時期に、簡易裁判所管轄の交通事故の訴訟提起を予定していたため、施行日に合わせて電子申立てをしてみた。しかも、申立てをしたのは、5月21日の0時00分08秒であり、問題なく受理された。悪趣味かつ暇人である。(なお、施行日より前、例えば5月20日の23時59分とかに申立てをしてしまうと、mintsのシステム上手続きは進むが、適法な訴え提起とは扱われないそうである。)
施行後何番目の訴訟かは外見上わからないが、おそらく当該簡易裁判所の第1号案件であろう。
電子申立てをした後は、事前に案内されていたとおりに、順調に手続きが進んでいるが、1つ問題があった。
請求の趣旨・原因は、mintsに直接入力もできるが、PDFファイルで添付することも可能である。
私は、ファイル添付を選択し、問題なく受け付けられたのだが、後に裁判所から連絡があり、請求の趣旨・原因と名付けたファイルを添付した記録は残ってるが、ファイルを開くことができないという。
色々調べたところ、おそらく添付したファイルの用紙サイズがA4サイズになっていなかったため不都合が生じたと思われる。これまでも、mintsからの書面提出は何度もしているが、用紙サイズが正しくないと、エラーが出て提出できなかったため、問題に気づくことができた。しかし、電子申立ての場面では、添付ファイルの用紙サイズが正しくなくても、エラーが出ることなく、そのまま進んでしまう仕様になっているようだ。
結局、訴状訂正申立書(請求の趣旨・原因を補充するという内容のもの)を提出した。