弁護士コラム

訴状起案

今の時期は、年度の替わり目ということもあって、裁判所の開廷が少ない。

世間一般も人事異動でバタバタしているからか、私も何となく外へ出る予定が少ない。

近々訴訟提起を予定している件が複数あるので、今の時期に訴状起案を集中的にしている。

交通事故の訴訟が多いが、争点がある程度類型化されているところもあって、事前に「勝負所」を定めることができる。

必要な証拠を十分に収集した上で、被告側の反論を待たずに、訴状の本文で「勝負所」について説得的な論述を行って、迅速な心理で思い描いたとおりの和解案をいただきたい。

無論、判決でも大いに結構。