弁護士コラム

ナゴヤ球場で三人制メカニクスの勉強

昨日は、夕方から名古屋地裁で期日があったので、その前にナゴヤ球場に行き、中日×ソフトバンク2軍戦を観戦してきた。

プロ野球の1軍戦は四人制審判で行うが、2軍戦は三人制で行うことが多い。そのため、三人制審判メカニクスを勉強するために、ハンドブックを片手に観戦した。特にランナーのいる場面での打球判定や各塁のカバーのための動きは、ハンドブックで字面だけ読んでもイメージがつかないとこもあるので、実戦を見るのが一番である。

印象に残ったものとして、次のシーンがあった。ランナー一塁から、レフト線への大きな飛球が飛び、フェンス直撃でオンラインだったのだろう。球審がフェアのジャッジ(ポイントのみでノーボイス)をして、三塁審はダイヤモンドの内側の二三塁間で一塁ランナーを追っていた。

しかし、一塁ランナーは、ファウルだと勝手に判断したのか、二塁を通過したあたりでスピードを緩めて打球から目を切っていた。おそらく、(ランナーも三塁コーチも)打球判定を球審が行うことが頭に入ってなかったのだろう。外野への大飛球を球審がダイヤモンドの内側から見るというのは、意識してメカニクスを勉強していないと頭に入っていないのも無理はない。そもそもセルフジャッジ自体よくないことを措いても、選手の側としても、審判のことを勉強しておいて損はないだろう。

あと、7回には根尾が登板していた。